ドラクエ4の評価【仲間キャラ/プレイ感想/スマホ版】

個性豊かなキャラクターたち。オムニバス形式のドラマチックなストーリー。

ドラクエ4の評価と魅力をまとめてお届けします。

ドラクエ4の評価【プレイ感想/スマホ版/仲間キャラを評価】

FCでドラクエ4が発売された当初の評判はあまり振るわなかった印象です。

• 前作ドラクエ3との比較
• 職業システムがなかった
• AI戦闘

しかし、後のリメイクでシステム周りが見直されたことをきっかけに再評価。

ドラマチックなストーリー展開や後続のシリーズ作品に繋がるシステム面が評価されるようになりました。

プレイの感想と評価

1章から6章までをプレイした感想です。

各章にそれぞれ特徴があるため、似たような章がなく途中で飽きがきません。

章	特徴
1章	モンスターが仲間になる
2章	バランスの良いパーティー 武術大会
3章	お金稼ぎが主体のストーリー
4章	魅力的な専用BGM 核心に迫るストーリー
5章	メンバーが揃う総まとめの章
6章	ピサロが仲間になる 手ごたえのあるボス戦

1章の感想と評価

1章は途中までライアンの1人旅です。

とはいえ、最初の章ということで難易度は低いです。

ストーリー的には子供の勇者を始末するというオチが付いていた点が良かったです。

後に登場する勇者と地獄の帝王についても触れられます。

何よりもモンスターが仲間に加わるという点が偉大な評価ポイントですね。

後の大ヒット作であるドラクエ5に繋がる布石になったと思います。

2章の感想と評価

2章はドラクエ2を彷彿とさせる3人パーティーの冒険です。

ストーリー的には、時々サントハイム城に戻るので旅に出た感が削がれます。

武闘家、僧侶、魔法使いとバランスが取れているパーティーですが難易度は高め。

最後のイベントとなる武術大会は当時のRPGとしては斬新な試みでした。

武術大会の存在で章の終盤は盛り上がります。

3章の感想と評価

3章はお金集めがメインとなる特殊な章です。

ゴールドが手に入りやすく、装備を揃えやすいため、難易度は低めです。

まとまった金額が手に入るミッション要素もあり、ド根性以外の方法で目標金額を集めることができます。

期間限定で傭兵（スコット / ロレンス）を雇うことができます。

4章の感想と評価

4章はデスピサロと進化の秘宝という物語のキーワードが揃う非常に重要な章です。

序盤は力を発揮しづらい魔法使い系（マーニャ）と僧侶系（ミネア）のコンビなので難易度は高め。

バルザックを倒すもキングレオに惨敗し、絶望した状態で幕を閉じることになります。

ここから希望（勇者）を探すという流れで5章に繋がっていくところがドラマチックです。

5章の感想と評価

5章はこれまでの章で活躍した導かれしものたちが勇者の元に集結します。

これまでの進行とは逆で、4章から順に登場キャラクターたちが仲間になっていくのは憎い演出でした。

キングレオやバルザック辺りは苦戦するかもしれませんが、中盤以降の難易度は低いです。

というのも、ドラクエ4はシリーズの中でも中盤のレベル上げがしやすい作品です。

強キャラの勇者を中心に、バランスの良いパーティーを組むと楽です。

6章の感想と評価

リメイク版では、5章の後に6章が追加されています。

ピサロは他キャラと一線を画する性能を持つ超強力なキャラです。

また、ボスのエッグラとチキーラに何回も挑戦できるやりこみ要素もあります。

非道を行ったピサロが救われるストーリーは賛否両論でした。

ドラクエ4のシステムを評価

特徴的なシステムとしては以下が挙げられます。

作戦

プレイヤーが指定した方針に従って、キャラクターたちがAIによる自動行動を行います。

5章以降で勇者以外のキャラクターに設定することができ、最新のスマホ版では以下のような作戦があります。

勇者（男）	勇者（女）
ガンガンいこうぜ	ガンガンいくわよ
バッチリがんばれ	バッチリがんばれ
おれにまかせろ	わたしにまかせて
じゅもんつかうな	じゅもんはやめて
いのちだいじに	いのちだいじに
めいれいさせろ	めいれいするわよ

FC版ではめいれいさせろがなかったため、勇者以外はAIによる完全自動行動。

当時はAIが発達していないおかげで無意味な行動も多く微妙なシステムでした。

クリフトが効きもしないザラキを連発することがネタに…

PS版以降はAIも発達し、適切な行動が多くなったため、メリットの方が大きくなりました。

馬車

ドラクエ4では一度に戦闘に参加できる最大人数は4人までです。

それ以外のキャラクターは馬車で待機することになります。

馬車が入れる場所では戦闘中の入替えは自由に行うことができます。

これにより個性豊かなキャラクターをある程度自由な編成で組むことができます。

移民の町

移民の町はPS版以降に追加されたシステムです。

様々な町にいる人々を移民の町にスカウトして、町を拡大していきます。

最後まで発展すると武器防具の品揃えが良くなったり、カジノも追加されます。

スマホ版の評価

スマホ版は、DS版に準拠しているのでシステム面も良好。

追加された6章を遊ぶこともできます。

キャラクターの移動がバーチャルパットになるため、少しだけ慣れが必要です。

ドラクエ4の仲間キャラを評価

ドラクエ4の仲間キャラクターたちは、それぞれに特徴を持っています。

下記の各カテゴリから1人ずつ選択すると、攻略に有用なバランスが良いパーティーを組むことができます。

カテゴリ	キャラ
バランス系	勇者
戦士系	ライアン
	アリーナ
僧侶系	クリフト
	ミネア
魔法使い系	マーニャ
	ブライ
商人系	トルネコ
特殊系	ピサロ

勇者・アリーナ・クリフト・マーニャのパーティがおすすめです。

勇者の評価

勇者は攻撃、防御、呪文のバランスが高水準で取れているリーダーキャラです。

戦士系に劣らない力とHPを誇り、最前線で戦うことが可能です。

ベホマズンやギガデインなどの超強力な回復呪文と攻撃呪文を覚えます。

MPも高いため、呪文使用にも隙がありません。

ライアンの評価

ライアンは高いHPと防御力で、パーティーの盾となれるキャラです。

強い武器を装備できるので、攻撃力もそこそこあります。

すばやさが低く、ほぼ最後の行動となってしまうところが欠点です。

HPと耐性防具で、後半のボス戦で活躍します。

アリーナの評価

高い攻撃力と素早さに会心の一撃の発生確率も高いメインアタッカー。

序盤はパッとしませんが、中盤の成長率が非常に高いため、エースとして活躍します。

防御力と耐性の低さが弱点…ではあったものの、リメイク版で耐性の低さは緩和しました。

とはいえ、攻撃が激しすぎる6章の追加ボス戦では少し評価が下がります。

キラーピアスの2回攻撃と会心の一撃でメタル狩りでも活躍します。

クリフトの評価

クリフトはメインの回復・補助役です。

スクルト / ベホマラー / ザオリクを使えるため、終盤まで安定した活躍が見込めます。

装備できる防具が多く、耐性を含めて防御面もかなり優秀です。

MPは意外と低いため、道中は呪文を節約することも必要です。

強力な息攻撃が増えてくると、フバーハが使えるミネアのライバルになります。

ミネアの評価

ミネアは回復呪文とフバーハを使えますが、中盤のステータスが低く伸び悩みます。

装備品自体はクリフトに劣らないため、防御面は優秀です。

終盤で強力な息攻撃が増えてくると、フバーハを使えるミネアの価値が急上昇します。

また、レベル40を超えた辺りから、ステータスの上昇値が大きくなる大器晩成のキャラです。

最終盤でスタメン候補になるキャラです。

マーニャの評価

マーニャは全体的なステータスが高く、強力な攻撃呪文を習得します。

中盤の雑魚戦にイオラ。ボス戦のメラミとルカニが非常に便利です。

さらにイオナズンとメラゾーマを覚えるため、5章のクリアまでは問題なく使っていくことができます。

終盤までは強力なキャラとして頼りになりますが、6章以降は活躍の場が減ります。

ステータスは最後まで高い成長を見せます。

ブライの評価

ヒャド系の攻撃呪文とバイキルトでの攻撃強化がブライの最大の強みです。

ステータスや攻撃呪文のバリエーションでマーニャに劣りますが、ボス戦でのバイキルトは非常に強力です。

しかし、凍てつく波動とバイキルトを使えるピサロの存在で最終盤では出番がありません。

ヒャド系の強化やラリホーの習得で、リメイク版では少し強くなりました。

トルネコの評価

トルネコは冒険に有用な特技を習得し、戦闘中に変わった行動を起こします。

しのびあしやくちぶえなど、有用な特技を覚えます。

装備品についてはそれなりですが、HP以外のステータスの成長はイマイチ。

戦闘中にレアな装備品を盗むことがあります。

ピサロの評価

ピサロは一部のキャラのお株を奪ってしまう程の超強力なキャラクターです。

攻撃・回復・補助と習得する呪文と特技に全く隙がありません。

専用装備も最高クラスの性能で、トップクラスの耐性を誇ります。

レベルは上がりづらいですが、数レベルで能力が完成します。

まとめ：ドラマチックなストーリーと後続作品に繋がるシステム

ドラゴンクエスト4の評価と感想を振り返ってみました。

ドラマチックなストーリー展開と後の作品に繋がるシステムは評価が高いです。

個性豊かなキャラクターたちもドラクエ4の大きな魅力です。